野鳥を拾うのは違法?!
連日の猛暑の中、みなさまお疲れ様です。
小さな生き物が暑さに負けず生きているのを見ると、人間も頑張らなくちゃと思います。
少し前になるのですが、長い梅雨から7月に差し掛かろうとしていた頃、一羽のヒナ鳥が雨に打たれて地面でじっとうずくまっていました。
そこは猫の多い場所だったので、放っておく事が出来ず一度保護し、動物病院で看てもらう事にしました。
そこで先生からいわれた意外な一言が「野鳥は保護してはいけない」ということ。
野鳥を許可なく保護したり、飼ったりすることが違法になるとは思いもよりませんでした。
栄養剤を与えてもらったあと、ヒナ鳥はもといた場所に戻しました。
「可哀想だから…」「ほっておけないから…」
自分の感情を満たす為にとった行動が生態系に与える影響のことまで考えていなかったことを反省しました。
今度落ちているヒナ鳥を見たら、むやみに手を出さず、鳥の生命力を信じたいと思います。
そして、立派に成長して、また来年元気な姿で日本にやって来て欲しいと思います。
◆参考資料
日本野鳥の会「ヒナを拾わないで!」ポスター
http://www.wbsj.org/fukyu/hirowanaide/img/hina_2013.pdf?path=hinaposter
日本野鳥の会